おめでとうおめでとう、素晴らしい日だね
昨日嬉しいニュースが入ってきた。同期に赤ちゃんが生まれた。正確に言うと、同期が子供を産んだ。
今年1月、その子が妊娠したと聞いた時本当に本当に嬉しくて、自分のことのように泣けた。その子には絶対に幸せになって欲しかったから。
「同期」と言っても、私もその子も、出会った時の会社にはいない。今でも大好きで集まる同期5人中、会社に残っているのは2人だけだ。それでもずっと大好きだし、集まればすぐにあの頃のようなテンションで、他愛無いことを何時間でも喋っていられる。
この子達に出会えたから、1年9か月で辞めた会社だけど、入って良かったと思えてる。
今回子供が生まれた子は、私より早く、確かもうすぐ入社して1年ってタイミングの3月に辞めた。同期みんな仲良かったけど、その子は1番最初に話した同期でもあったから特に仲が良かった。
次第にきつくなってきて、悩んでるのも、苦しんでるのも知ってた。そして、会社に来れなくなった。もっとできることはなかったか、すごく後悔した。寂しいから辞めてほしくない気持ちもあるにはあったけど、あの子を解放してあげたいという気持ちの方が大きかった。
私の友達っていうにはあまりにもいい子で優しかった。そんな子が楽しく働ける場所が絶対にどこか他にあるはずだと思った。
こうすればあの子もこの会社でまだ働けるんじゃないかって案はあったけど、それを提案するには私はあまりに下っ端で、それが受け入れられないことも分かってた。
その子が上司と面談するために久々に会社に来て、そして辞めるのを決めた後、2人で一緒になって踊り場で泣いた。「良かったね、お疲れ様」それしかなかった。
辞めてからも定期的に会ってる。関係がずっと続いているのは嬉しい。本当に大切な人なら辞めてからもずっと関係は続いていけるんだ。
そう教えてくれたのはあなただ。私が辞める時もずっと励ましてくれたよね。
2人でたくさん泣いたね。
苦しいこと辛いことたくさんあったね。
でも今日は嬉し涙だよ。
優しくて強いあなたに、これからもたくさんの幸せが訪れますように。
そして、これからの思い出の中に少しでもいいから、私たち同期の姿もありますように。
#毎日更新43日目