つむぎめむすび

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【02学生時代のバイトを振り返る】個別指導塾講師

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学生時代のバイトを振り返ろうシリーズ。今回は私が初めてしたバイト「塾講師」について。

序章はこちら↓

tsumugime.hatenablog.com

 大学1年の5月~3年の冬(辞めた時期はうろおぼえ)まで個別指導塾の講師をしてた。それまで塾に通ったことがなかったから、塾という空間自体初めて。それでも1番に塾講を思いついたのは、当時は学校の先生になりたかったから。むしろ塾講以外考えてなかった。

本当は夏休み明けから始める予定だったけど、予想以上に学生生活で時間を持て余してる感があって(笑)、新入生歓迎行事とか人間関係とか落ち着いてきてすぐ始めた感じ。

個別指導塾だから1対1か1対2で授業。基本は生徒に塾のテキストを解いてもらって、でき次第丸付け解説。1コマ何分だったかなあ。50分?かな。最後に宿題を出して、次の授業への引継ぎを書いて終了。

文字だと落ち着いて見えるけど(そりゃそう)、実際はこの1コマの時間、心の中は大パニック。なんせどの生徒に当たるかわかるのは塾に行ってから。なんなら、授業始まる10分前とか。教科は一応文系科目のみって伝えてたけど、小中学生だと普通に理系科目入れられる。数学はまだしも、理科とか全く分からないから、生徒が解いてる間ひたすら解答見て勉強(笑)まじ、どんな先生やねん。でも、割とみんなそうなってたから(一見平静を装ってるけど)、単にその塾がブラックだったのか、個別指導塾とはそういうものなのか、経験値の少ない私には分からないけども。

受験前とかになったら、まして大学受験とかだったら、生徒が大学の赤本解いてる隣で、同じように真剣に赤本解説を熟読してた。
夏休み期間だと6コマ連続で授業入る時もあるし、ひたすら心が焦ってる。お腹も空くし、自分の休憩したいけど、「え、次誰の何の教科だっけ?---確認ーーーやば!!」みたいな繰り返し。ずっと座ってるくせに終わったら疲労困憊(笑)

 心づもりが全くできない状態なのに、生徒はお金払って塾に来てくれてるから申し訳なくて、そのストレスがあったなあ。でも生徒は可愛いし、「分かった!」って嬉しそうな顔してるとこっちまで嬉しくなって辞められない。

ただ生徒は毎回、毎週ランダムだから継続的に教えられないのが辛かった。まあ、学生バイトは毎日来れるわけじゃないから仕方ないんだけど。それでも生徒が塾長(正社員)に無理言って、私を指名してくれることとかあったりして、それは嬉しかったなあ。逆もあった可能性については見て見ぬふりをする(笑)

 

というわけで、あんまりやる気はなくて、通常期だと週1か多くて2しか入ってなかったし、夏休み期間も旅行ばっかり入れてバイト行かない方が多かったけど、なんだかんだバイトが一緒だった子たちとは今でも時々連絡を取ったり、集まったりする。

それぞれ私みたいな感じだったから、よくあれだけの低浮上具合でこんなに仲良くなったなって思う。いやむしろみんな低浮上だったから良かったのかもしれない。

 

なんだかんだ細く長く続けてたし、先生って呼ばれる体験をできて、塾講バイトをしたことは良かったと思ってる。でも、塾の質は大事(笑)


塾講バイトはこんな人におすすめ!

・将来先生になりたい人(教採の勉強にもなりそう)

・子供好きな人(苦手科目あっても子供が好きならなんとかなる)

・力仕事苦手な人(わたし)

 

塾講メリット

・個別指導塾だと座ってできるから体力的には楽

・生徒と仲良くなると楽しい

 

塾講デメリット

・塾によってホワイトかブラックか結構違う

・勉強してない範囲だとまじ焦る

友達も何人か塾講してたけど、塾によっては教材準備できるけどその分の時給はつかなかったり、バイトなのに三者面談とかも任されたりとか本当に様々。結構需要ある仕事だし、この塾合わないなって思ったら迷惑にならないうちに辞めて、他のところに行った方がいいかなと思う。

私は就職活動が始まる頃にぬるっと辞めました。ちょうど仲良かった生徒も卒業だったし。その子がその年受験だったら無理してでも教えに行ったと思うし、結局生徒との関係でやりがいも変わってくるかなあ。