つむぎめむすび

つれづれなるままに、何気ない今日を。

1ヶ月半にわたる在宅勤務が終了。日常と非日常の狭間で。

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4月第3週から始まった在宅勤務。その間1回だけ忘れ物を取りに(凡ミス)職場へ行ったが、ほぼ1ヶ月半丸々家での仕事の日々だった。

そして明日からまた職場での勤務が始まる。
実際在宅でもできる仕事が半分ほどだが、なんとなく仕事は職場でしないといけないのが、日本人の根底にはあるらしい。仕方がない。

ただ、職場に戻っても今までの仕事ができるわけではない。

私は日本語講師をしているのだが、今学生は全くいないのである。本当なら春から夏のこの時期は1番学生が多く忙しいはずだった。それが0。
そしてもうしばらくこの状況は続くだろう。ああ、悲しい。

事務系の仕事が向いていない私は、変化に富んだ毎日が好きだし、誰かと話すのが好きだ。
毎日ベトナム人相手に授業をするのは、そりゃ忙しくてせっぱつまっている時もあるけれど、本当に楽しい。いろんな発見があって、いろんなことを知って、気付けば一緒に笑っている。

とにかく授業をさせてくれ。

もう飢えて死んでしまいそうだ。
そう思うけど、それはできない。

在宅勤務が終わり日常が戻ってくるかと思いきや、職場に行けば侘しい非日常を突きつけられることになるのである。
学生がいない非日常。学生の笑い声や歌う声、叫ぶ声(笑)が響かない非日常。ベトナム料理の匂いが漂ってこない非日常。


学校に賑やかさが戻るのはいつだろうか。
なるべく早く来て欲しい。やっぱりつまらない。
幸いベトナムはコロナの封じ込めに成功し、規制緩和も見えてきた。頼む。落ち着いてくれ。私に日常を。
いくら感染者が落ち着いて来たとはいえ、未来なんて見えない。そう思うと未知とのウイルスとの闘いはまだまだ序盤だという気がしてくる。でも、やっぱり、完全な収束に期待してしまう自分もいる。

在宅勤務だろうと、それが終わろうと、結局今の私がすべきことは、今の私ができることを精一杯することだ。まあ、しばらくは教材作りなり、学校の掃除、整備なりに努めようと思う。それも尽きたらどうしようかな。ベトナム料理でも作ってみようかな。