つむぎめむすび

つれづれなるままに、何気ない今日を。

結局いくつになっても学ぶことが好きなんだ

7月が終わった。月末に無事に(?)27歳になって、誕生日月の1ヵ月が終わった。

今年の7月は雨やコロナで自由に外出できない日々が多くて、でも逆にそれが私にとっては良かった。中旬に試験があったから、前半はひたすらその勉強にあてられたし、それが終わってからは、放送大学の短期集中講座が始まったから、後半は(というか今も8月も)その勉強をしてた。

遊びの誘惑との戦いなくして、勉強に集中する環境が整えられた。
今年に限って考えれば、いい状況だったとも言える。あ、違うか、そもそも「どこにも遊びに行けないし、暇だからせっかくなら…」と思って試験も講座も申し込んだんだった。

とはいえ感じたのは、自分が勉強が好きなんだってこと。
状況を言い訳にしなくても、結局学ぶことが好きなんだなって。

こんな感情、学生時代はなかなか持てなかった。今は勉強してることに関連して、派生した読書までしちゃったり、他のことも調べだしたり、まとめだしたり…なんの役に立つんやって感じなんだけど、それがたまらなく楽しいんだよね。

 

まだまだ世界には私の知らない新しいことがたくさんある。

 

でも、確実に学生時代よりは色んなことを経験してきた私。そんな私に、あの頃の勉強とはまた感じ方の違う学びが待ってた。

仕事や遊び、恋愛…色んな経験を経たからこそ、同じことを勉強していても、事柄の結びつき方が違うっていうか。

子どもの頃と大人になってから見るジブリの感じ方が全然違うみたいな。
関連のない小説を読んでいるはずなのに、前の小説と合わせて考えるとまた深く理解できたり。

勉強したり、本読んでたりすると、そういう不思議な結びつきがたくさん見えてきて、どんどん楽しくなってくる。

 

大人になってからの勉強、めちゃくちゃおすすめしたい。読書でも。

 

去年の私は仕事終わってだらだらよく分からない時間を過ごしてるだけだったんだけど(いや、もちろんそういう溶けてる時間も大事)、こうやって何かを「知る」時間ってすごく充実してるなって思ったわけですよ。

勉強しなくて怒る人もいなければ、勉強して褒めてくれる人もいないし、別に今の仕事に直接的に役立つわけでもない、かんっぜんなる自己満足でしかないんだけども、それでもやっぱり楽しい。

楽しいと思える自分がまだ残ってることが、嬉しい。

 

豊富に論文や珍しい本を読めたあの大学時代にもっと勉強しとけや…って思いもあるにはあるけど、その時は、ね、他に優先したいこともあるもんだしね(笑)

強制的ではなく、自主的にやる勉強が一番良いもんだよなあ…としみじみ。いつまでこの謎の向学心が続くか分からないけど、まだしばらくは学びの世界に身をゆだねていよう。

 

流れ着いた先に新しい世界が広がってる気がするから。

 

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#毎日更新90日目