「中日までご無事で」いつになったら十二国記沼から脱出できるんでしょうか?
「あのう、いつになったら十二国記沼から脱出できますか?」
「毎日毎日、泰麒の幸せばかり願っているんですけど、どうすればいいですか?」
ーーーすみません、誰に聞けば分かりますか?
ってくらいには十二国記沼に沈んだまま這い上がってこられない。
え、これって失道ですか?ってくらいに、心を乱されてる。
あ、私麒麟じゃなかったわ。
じゃあ、私のもとにも麒麟がお迎えに来るだろうか。
今空位の芳か巧あたりから。
巧なら陽子ちゃんとお隣だし、反対隣は大国の奏で安定だしいいかもな。舜の存在は謎だけど。あ、楽俊のお母さんの面倒も見てあげられる!
とか考えている私やばいですか?やばいですよね?
分かってます。でもどうしようもないんです。どうすればいいですか?
白銀を読み終わって2か月。読み終わってからまた『魔性の子』から読み返し、そのたびに小野先生の何十年にもわたる伏線に悶絶してる。
『魔性の子』って1991年にできたとか本当に?だって!だって!めちゃくちゃ白銀に繋がってるじゃん。
特に、広瀬先生が「好き嫌いは?」って聞いて、高里きゅんが「食べられないものはありません」って答えるところ、『魔性の子』だけ読んでた時は微笑ましく思ってたのに、今読むとめちゃくちゃ切なくなってくる。
あの後2人で牛丼食べたんじゃないの?「男子高校生は肉だろ!」とか言ってさ。そこまで考えてたよ、私。
あと広瀬先生の部屋に石を投げられたって出来事とか、白銀の公開処刑に繋がってるようでぞわっとする。大衆の無責任な悪意。
待って、こんなに前からしっかり考えられてたの…ってゾクゾクする。人智を超えてる。描かれていないことも含めて、色んな未来がすでに決まってそう。小野先生の頭の中見てみたい。そこに泰麒の幸せな未来は描かれているのだろうか?
あんな感じだから、どれだけ周りから見て幸せそうに見えても、泰麒は心の中で「僕は幸せになっちゃいけないんだ…」とか思っちゃってそう。
ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛んんんんn
(泰麒を想うあまり定期的にくるバグ)
いいんだよ!幸せになっていいんだよ!って抱きしめてあげたい。私でよければ。駄目か。私じゃ駄目か。(圧)
それならいっそ記憶が消えてしまった方が楽になるんだろうか。とか思ってまた切なくなる。
はあ、どうしよう。
毎日飽きずにこんなことばっかり考えてるんですけど、私やばいですか?やばいですよね?
分かってます。でもどうしようもないんです。どうすればいいですか?
十二国記は有名すぎる小説だからか、SNSを開けば二次創作が溢れてるのもあかんですね。あれでますます現実に戻ってこられなくなってる。
絵描きさんや小説書ける人、天才なの?!って思うくらい皆さんクオリティが素晴らしくて…。おかげさまで私のたまりにたまった十二国記愛を外に出すことができます。主に、にやけることで。(危ない)
こんなに病的にハマってるの私だけじゃないんだって安心できます。なんとか故国喪失者にならずこの世界で生きていけます…。ありがとうございます。
いつになったらこの沼から抜け出せるんだろう。
なんか新たな小説か漫画にハマったらいけるかな。
でも、今日は夏至だな。雛泰麒が頑張ってた頃だな。とか思っちゃうとさ、結局十二国記に戻ってきちゃうよね。少なくとも、春分夏至秋分冬至のたびに帰ってきちゃうから、結局1年を通してずっとハマっちゃってるよね。怖いね。もう自分が怖いよ。どうすればいい?高里くん。君が儚くて美しすぎるからいけないんだよ。
「中日までご無事で」
主に私の心臓。泰麒きゅんにこれ以上撃ち抜かれないように無事であってくれ。
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